【メモの魔力】単なるメモ術で終わらない魅力をシンプル解説

前田 裕二さんの【メモの魔力】読まれた方も多いのではないでしょうか?

テレビ等でも未だに紹介されてますし、読んでなくてもご存じの方も多いはず。

私も発売当初に読ませて頂いたのですが、

読む前は、本の題名から「効率的なメモ術が知れる本かな?」と思っていました。

メモ術自体にそれほど興味があった訳ではありませんでしたが、前田裕二さんへの注目と編集者も幻冬舎の箕輪厚介さんという注目の一冊でしたので、一応読んでおこうかな位のつもりで読ませて頂いたんです。

読んでびっくり!単なるメモ術にとどまらない魅力に溢れていました。

最近になって少し読み返した事もあり、まとめのつもりでこちらに書かせて頂きます。

メモこそが自分の人生を大きく変革した「魔法の杖」である。

「メモの魔力」より 前田 裕二

前田裕二さんは、メモには人生をより良い方向に導いてくれる魔力があると言っています。

これを読んで頂いている方々にも、この素晴らしい魔法の力を使えるように分かりやすく解説していきたいと思います。

著者が語るメモの持つ魔力とは?

前田裕二さんのメモ術には、この様な魔法の効果があるそうです。

・日常の小さな事象や、一見して価値のなさそうな小さな事象をアイデアに変える

・自分とは何かを理解し、人生の航海を正しく進む為の「人生のコンパス」を手に入れる

・メモによって夢が現実化する

よって、この様な方々におすすめの本です。

・変化のきっかけを探している方

・新しいアイデアが必要な方

・就活や転職で自己分析が必要な方

・自分の進むべき道を探している方

・夢を持ち現実にしたい方

私も本書に書かれている内容の一部を実践していますが、実際に効果のある内容だと実感しています。

この本は、人生を豊かにしたいと考えている全ての方におすすめできる本です。

この本に書かれているメモ術とは?

まず、メモの役割は「第2の脳」として活用する「外付けハードディスク」だと書かれています。

脳は2つの役割をもっており「創造力を発揮する脳」「記憶する脳」

その内、「記憶する脳」をメモの役割にする。

記憶部分をメモに任せて、より創造的な事に少しでも多くの時間を割くためにメモがあるって事ですね。

そして前田裕二さんのメモ術によると、メモの種類は2つ。

「記録の為のメモ」「知的生産の為のメモ」

記録の為のメモ・・・情報や事実を切り取り保管する。

知的生産の為のメモ・・・新しいアイデアや付加価値を生み出す。

本書の本領は「知的生産のメモ」にあります。

実際のメモの取り方

「メモの魔力」より

メモは「見開き」で使う。

メモの取り方のポイントは「ファクト」→「抽象化」→「転用」

左のページには見聞きした事、客観的なファクト(事実)を書く。

右ページは縦に2分割する。

その左半分にはファクトを元に応用可能な粒度に抽象化。

右半分に自らのアクションに転用。

左ページは左脳的な事実、右ページは右脳的な発想で書かれています。

前田裕二さんが代表を務めるSHOW ROOMもこの「ファクト」→「抽象化」→「転用」から生まれたそうです。

※SHOW ROOM・・・インターネット上の「仮想ライブ空間」

前田裕二さんは、小学生の頃からギターの弾き語りをしており、その頃のファクト(事実)を抽象化して転用したものがSHOW ROOMなのだとか。

メモ術のポイントは、3つ

  1. インプットした「ファクト」をもとに、
  2. 気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、
  3. 自らのアクションに「転用」する。

抽象化とは、本質を考えること

抽象化には3類型あります。

  • 現象を言語化する「What型」(何と呼ぶか?)
  • 特徴を抽出する「How型」 (どの様な特徴があるのか?)
  • 抽象化して物事の本質を知る「Why型」 (何故なのか?)
「メモの魔力」より

抽象化として価値が高いのは「How型」と「Why型」で転用可能性が高い。

中でも、知的創造においては「Why型」が大きな価値を生み出すことが多い。

抽象化とは、本質を考えること。

気になる物事に対して、
どんな特徴があるのか?(How型)
何故なのか?(Why型)
を常に考える様にするのが抽象化を身に付けるコツのようですね。

メモで自分を知る

せっかくの「メモの魔力」を手に入れたとしてもそれを使うべき目標が無ければ無駄になってしまいます。

「自分が何をやりたいのか」を自己分析で明確にしましょう。

自己分析においても「ファクト」→「抽象化」→「転用」で考える。

(例)

問.小学校時代に楽しかった経験は?

  • ファクト:兄が通知票を見て喜んでくれた
  • 抽象化:兄を喜ばせること自体が自分の喜びになっている。
  • 転用:もっと兄を喜ばせるアクションをとる。

問.中学校時代に一番影響を受けた人は?

  • ファクト:ギターをくれた親戚のお兄さん
  • 抽象化:どんなときでも味方でいてくれて、無償の愛を提供してくれた。それが物凄い支えになった。
  • 転用:今度は自分が誰かの味方になって、無償の愛を提供していこう。

最後は「今日できる事は何か」まで具体的に書く事を目指します。

この本の巻末に「自己分析1000問」が掲載されています。
全てを 「ファクト」→「抽象化」→「転用」 で考えてみるのも良いかもしれませんね。

言語化で夢は現実になる

理由は2つ「マインドシェア」と「言霊」

【マインドシェア】

紙に書いた時点で潜在意識に刷り込まれ、記憶に残りやすい。

その紙を何度も目にする事により、夢へのマインドシェアを高める。

※流れ星理論

なぜ流れ星を見た瞬間に願いを唱えると夢がかなうのか?」

「流れ星を見た一瞬ですら、瞬間的に言葉が出てくるくらいの強烈な夢への想いを持っているから」

【言霊】

言葉に出す事によって誰かの意識が変わり、それが何らかの形で自分にポジティブで跳ね返ってくる。

(例)

本気でアーティストになりたい人がいたとする。

内に秘めるだけでなく「自分はアーティストになって多くの人に言葉で感動を与えたい。」と言葉にする。

その想いを聞いた人が「知り合いにレコード会社の人がいるから、CD渡してみようか?」と言ってくれる。

私も想いはどんどん言語化するようにしています。
それによりチャンスや出会いの数は増える事を実感しています。

まとめ

  • メモの役割は「第2の脳」として活用する「外付けハードディスク」記憶の部分はメモに任せて創造的な部分に自分の脳を使う。
  • メモの取り方のポイントは「ファクト」→「抽象化」→「転用」
  • 抽象化とは、本質を考えること。常にどんな?何故?を考える。
  • 「自分が何をやりたいのか」を自己分析で明確にする。自己分析も「ファクト」→「抽象化」→「転用」
  • 夢や想いは言語化する事で実現に近づく。

それでは、最後に印象に残った終章の言葉で締めたいと思います。

僕にとって、メモとは生き方そのものです。

メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。

メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。

メモによって夢を持ち、熱が生まれる。

その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。

「メモの魔力」より 前田 裕二
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