共感する方が続出!【ベストパートナーと宇宙一カンタンにつながる方法】

こんにちは、キャリアコンサルタントの渡邊です。

今日は、一冊の本を紹介したいと思います。

タイトルは【ベストパートナーと宇宙一カンタンにつながる方法】

サブタイトルは【女と男が見ている世界を体験できる物語】です。

著者は堀内 恭隆さん。心理カウンセラーの方が書かれている書籍で、心理学のノウハウが詰まっています。

普段は手に取らないジャンルの本なのですが、人に頂いた事もあり、読んでみると新しい発見もあったので今日は要約してご紹介したいと思います。

どんな本なの?

この本は、小説仕立てになっており、非常に読みやすいです。

第一章は、女性との関係性で傷つくのを恐れて仕事に没頭する男性が主人公の視点で物語が進み、女性の特性を学ぶ事によって男性としての器を成長させていくという話です。

第二章は、嫌われる事を恐れて本音で男性と向き合えずに振り回されている女性が主人公の視点で物語が進み、男性の特性を学ぶ事によって愛される女性に成長していくという話です。

そして第三章では、男女のすれ違いから本当の意味でひとつになるという事を学べます。

小説を読みながら男性と女性の物事の見え方や捉え方の違い、価値観の違いが自然に理解できる本となっています。

男女の違いを把握する事は、恋愛や結婚生活はもちろんですが、人間関係全般で有用な情報だと思いますし、自分の性別の特性を再確認する事もできます。

人間関係に悩みを抱えている方や、自分の生き方に悩まれている方がこの本を読めば何かヒントが掴めるかもしれません。

男性の見ている世界

第1章は男性側の見ている世界のお話です。

第1章の物語の主人公は、将来の成功の為にと彼女との時間を捨てて、仕事や成功を収める為の自己研鑽を中心にした生き方をしている男性です。

「自分が一定の成功を収めて余裕ができたら結婚を考えよう。」

一見すると堅実な考え方のようですね。

思い当たる男性も多いのではないでしょうか?

ですが、それではいつまでも成功できないのだそうです。

男性が成功する為には女性という存在が必要で、女性を遠ざけて仕事に没頭するのは、むしろ成功への遠回りだという事です。

女性の気分や機嫌の変化に合わせて受け入れ続ける事により、男性の器は大きく広がり、それが成功への近道になるのです。

確かに大きな器で女性に接している人は、仕事でも成功を収めていそうですね。

ポイントは、先に自分の器に大切にしたい人を入れてしまう事。

何かを成してからではなく、今の自分の器に大切な存在を先に入れる事で自分の器が広がっていくのだそうです。

そうして、大切な人を幸せにしようと尽くす事で自然に成功に近づくという事です。

大切な人を自分の器に入れる為にも、女性性を理解していく必要がありそうです。

確かに「余裕ができてから」とか「安定してから」って思うのは誠実さだけではなく、逃げているのかもしれないと思うとドキッとさせられますね。

女性が見ている世界

第2章は女性側の見ている世界のお話です。

この物語の主人公は、仕事に恋に理想となる様な姿を追い求めて努力を重ねる女性です。

「彼を気を遣い、空気を読み、相手に合わせる尽くす女性」

一見すると魅力的で理想の女性のように感じます。

「そうそう!尽くしているのに相手が応えてくれないの。」

思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ですが、それでは男性に振り回され続ける事になるそうです。

女性は、男性に尽くさせてあげる事で愛されるようになるのです。

女性の感性には不思議な力が備わっており、感覚で必要なことが理解できます。

無理に頑張らずに感性に従う事で、女性は魅力的になり、男性が尽くしたくなる女性になれるのだそうです。

確かに自由奔放な女性は魅力に感じます。
少なからず惹かれる部分は男性ならもっていると思います。

そもそも男性は、手に入れられないものに価値を見出します。

男性は女性の手に入れられないかもしれないところに価値を感じているのに、わざわざ男性にメイクや服装、趣味を合わせにいくのは、その機会を奪っている事になるという事です。

だから女性は、自分の「好き」や「嫌い」という自分の気持ちに従う事を中心に考えれば、男性は手に入れられない存在として女性を求め続ける事になります。

実際に男性は尽くされると鬱陶しくなってくるのは理解できます。
逆に相手に主導権があると、ハラハラはさせられるし疲れる気もしますが、惹かれてしまうところはありますね。

まとめ

男性、女性目線それぞれの世界をリアルに覗き見ができる物語なので、面白いですし、得るものもあると思います。

女性は感性に従い、自由に好きな事をして生きる。

それを男性は受け止める事で器を広げて成功を収める。

これが自然に男女のエネルギーが回る方法のようです。

女性は好きに生きて、男性は受け止め続けるなんてちょっと不公平なんじゃないの?
俺も好きに自由奔放に生きたい!などとちょっとモヤっとするところも正直ありました。

それは、自分の器が育ってない証拠なのかもしれませんね。

この本は、読んでる方に話を聞いたり、読者レビュー等を見ていると、特に女性からの支持は圧倒的です。

女性がこの本を読むと肩の力が抜けて生き方が楽になったと感じる方が多いみたいですね。

そして、男性にも内容を理解してほしいと求めるそうです。

なので、男性、女性問わずに「男女の特性を理解する為の書籍」として読んでみる価値はある一冊だと感じました。

悩みを抱えた2人の行方は是非ともご自身で確かめてみて下さいね。

それではまた!

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