鋭く心に刺さる名言BEST3【進撃の巨人】から学ぶ事

こちらの記事に興味を持って頂きありがとうございます。

キャリアコンサルタントの渡邊です。

今日は、マンガ「進撃の巨人」より、ちょっと考えさせられる名言をご紹介したいと思います。

「なんだ、マンガかよ!」と思う方もいるかもしれませんが、侮るなかれ、人生を生きる上で重要な事を教えてくれる名言がいくつもあるマンガです。

マンガは、発売当初から全巻読んでいたのですが、最近になってアニメを一からおさらいしていると、思わず「深いなぁ」と思わされる事が沢山ありました。

今日は、そんな名言をご紹介しようと思うのですが、まずは少しだけ進撃の巨人の内容説明をしておきます。

進撃の巨人とは?

進撃の巨人とは、突如として現れた人間を襲う巨人と、巨大な三重の城壁を作って巨人の進行を阻む人間との戦いを描いたダークファンタジーです。

その類を見ない設定魅力的なキャラクター絶望的な状況の心理描写、そして感情を持たない無垢な巨人達の作画などが話題となり、発売当初から爆発的な人気となり、アニメ化はもちろん、実写映画化もされました。

あまりの人気に作者の諌山創さんの出身地でもある大分県日田市の大山ダムには、主人公エレン達3人の銅像が建てられました。

大分県日田市の大山ダム、進撃の巨人の銅像

海外でも人気は凄まじく、ハリウッドの実写映画化も決まっているようです。

そんな進撃の巨人、先に挙げた魅力はもちろんなのですが、個人的にはキャラクター達の深い名言が一番の魅力なのではないかと感じています。

マンガの世界ではなく、我々が現実世界を生きていく上でも大事な事を教えてくれる内容になっておりますので、今日は数ある名言の中から個人的BEST3を紹介したいと思います。

3位:悔いが残らない方を自分で選べ

進撃の巨人第6巻より

お前と俺達との判断の相違は経験則に基づくものだ

だがな、、、そんなもんはアテにしなくていい選べ、、、

俺にはわからない、ずっとそうだ、、、

自分の力を信じても、、、信頼に足る仲間の選択を信じても、、、結果は誰にもわからなかった、、、

だから、、まぁせいぜい、、、悔いが残らない方を自分で選べ

進撃の巨人第6巻より

進撃の巨人屈指の人気キャラクター、リヴァイ兵長の名言です。

主人公のエレンと上司であるリヴァイの意見が対立します。

自身の経験則に基づく判断を伝えた上で、自らの正義感で動こうとするエレンに伝えた名言です。

我々の生きる社会で、人の生死が掛かるような選択が迫られる事はあまりありません。

ですが、人間、社会に出れば様々な取捨選択を行い、生きていきます。

そして、選んだ選択肢が正解なのか不正解なのかも解らないまま進み続けないといけない場合もあります。

そんな中でできる事は、「せいぜい悔いが残らない方を自分で選ぶ事」だけなのかもしれません。

2位:だからこの子はもう偉いんです

進撃の巨人第18巻

特別じゃなきゃいけないんですか?

絶対に人から認められなければダメですか?

私はそうは思ってませんよ

少なくともこの子は偉大になんてならなくてもいい

人より優れていなくたって、、、

だって、、見て下さいよ、こんなにかわいい

だからこの子はもう偉いんです

この世界に生まれて来てくれたんだから

進撃の巨人18巻より

主人公エレンの母、カルラの名言です。

人類の救世主になれるかもしれない力を得たものの、思う様に力を発揮できず、特別じゃない自分に悩んでいたエレン。

そんな中、昔の知り合いから、今は亡き母親の言葉を聞き、自分のできる事に目を向け始めます。

人間、どうしても人と比べてしまい、自分より優秀な人に劣等感妬みを感じてしまうものです。

もちろん、そういった感情がポジティブに働く事で向上心に繋がる事もあります。

ですが、「自分を認めてあげられない」「自分を信じることができない」そんな状態で思い悩む事があるなら、自分は生まれてきただけで特別で、自分にできる事をするだけでも充分価値がある」という事は忘れずにいて下さい。

1位:お前、良いことしようとしているだろ?

進撃の巨人第4巻

なぁ、、、お前、、、

「いいこと」しようとしてるだろ?

それは芋女のためにやったのか?

お前の得た達成感や高揚感はその労力に見合ったか?

進撃の巨人4巻より

主人公エレンの訓練兵時代の同期、ユミルの名言です。

芋を盗んだ懲罰として、夕食抜きで死ぬ寸前まで走らされている同期に対して、パンと水をあげる優しいクリスタという女性に放った名言です。

これだけ一見すると、ちょっと嫌な奴なのですが、実はユミルはクリスタの本性を見抜いているのです。

クリスタは過去に家族からも必要とされてこなかった存在であった為、自分の存在意義に悩み、名前も捨てて誰にでも優しくて必要とされる人間を演じる様になりました。

ユミルは、そんな「いい子」を演じているクリスタが幸せではない事に気付いており、「それで本当に幸せなのか?」と問いかけているのがこの名言です。

この後にユミルは、クリスタが自分に正直に生きる為の道しるべとなっていきます。

人間は、「誰かに必要とされたい生き物」です。

だからこそ、「嫌われないよう」「喜んでもらえるよう」「仲間になれるよう」人に合わせてしまうもの。

もちろん、それこそが社会性であり、良い事もたくさんありますが、本当にそれで幸せなのかは考えるべき事なのかもしれません。

自分に正直に生きている人は、無理に人に合わせたり、良い人を演じなくとも、同じような価値観を持つ人達が集まってくるような気がします。

他者に気をつかい過ぎて疲れてしまうくらいなら、もっと自分に正直に生きてみるのも良いのかもしれませんね。

最後に

今日は、マンガ進撃の巨人より、心に刺さる名言BEST3をお伝えさせて頂きました。

マンガで設定もファンタジーな世界感ですが、そこに生きる人達の言葉は現実でも活きる教訓でした。

実はまだまだ沢山紹介したい名言もあります。

例えば、3位に入れるか迷ったのが、

何かを変えることのできる人間がいるとすれば

大事なものを捨てることができる人だ

進撃の巨人第7巻より

なかなか賛否両論ありそうですが、考えさせられる言葉です。

きっと、作者の諌山創さんは、人間というもの客観的に見ている方なんだろうなぁと思わされます。

いつかお話を伺ってみたいです。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

この記事が、あなたのキャリアにプラスになれば幸いです。

それではまた!

国家資格キャリアコンサルタント 渡邊 和真

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