【面接対策】オンライン面接のメリット・デメリットのポイント解説

こちらの記事に興味を持って頂きありがとうございます。

キャリアコンサルタントの渡邊です。

今日は、オンラインでの面接についてお伝えしたいと思います。

私は普段から就職や転職活動の相談にのる事が多いのですが、「オンラインの面接が苦手」という声をよく聞きます。

もちろん、オンラインだからこそのデメリットもあるのですが、メリットも考えてみるとたくさんあるものです。

今後もオンライン面接はしばらくの間は主流になりそうです。

メリット・デメリットを中心に、少しでもオンライン面接攻略のお役に立てる情報をお伝えしたいと思います。

オンライン面接のメリット

「オンライン面接は苦手です。」という事はよく聞くのですが、反面、メリットもたくさんあるようで、これまで相談を受けた方々から聞いたオンライン面接のメリットは以下のような内容がありました。

オンライン面接のメリット
  • 交通費が掛からない
  • 地方からでもエントリーしやすい
  • スケジュール調整がしやすい
  • 1日に複数社の面接を受けられる
  • 面接時間ギリギリまで準備ができる
  • カンペを見ながら受けれる
  • 圧迫面接になりづらい
  • 遠慮なく質問ができる

やはり、お金や時間が掛からないという特徴がそのまま意見に反映されていますね。

メリットの中で注目すべきポイント

私がこれらのメリットの中でも一番ポイントだと思うのは、「スケジュール調整がしやすい」や「1日に複数社の面接を受けられる」という意見に代表される、「多くの面接が受けれる」というメリットに注目します。

面接は、「他者に対して自分の事を上手にアピールする」という場なのですが、そのような事を普段から多く経験している方はあまりいないのではないでしょうか?

つまり、ほとんどの方が面接の初心者からスタートするという事です。

「人が未経験の事を始める時に何が重要か?」と問われたら多くの人が「練習が大事」と答えると思います。

そういった、経験の浅い面接初心者が、多く面接を受けれるという事はそれだけ上達できる機会が増えるという事です。

面接が得意な人に話を聞いてみると、多くの方が「数を受けてコツを覚える事が大事」と言っています。

友達と模擬面接をたくさんやるのもオススメですが、より実践的な本番の面接をどんどん受けてみるのが就活や転職の成功への近道になると思います。

カンペを見ながらの面接は注意

WEB面接のメリットとして「カンペが見れる」というのは確かにあると思います。

ですが、カンペに頼り過ぎて練習不足なのは、たとえ画面越しでも目線や雰囲気で伝わってしまうものです。

普段はカンペが無くても大丈夫という位に準備をしておいて、どうしても困ったときに頼る程度の方が良いかもしれませんね。

オンライン面接のデメリット

次にこれまで相談を受けた方々に聞いた、オンライン面接のデメリットをまとめましたのでご紹介します。

オンライン面接のデメリット
  • ネット環境が整えなくてはならない
  • 背景に気を遣う
  • 家族に気を遣う
  • 会社の雰囲気がわかりづらい
  • 表情や熱意が伝わりづらい
  • 質問のタイミングがつかみづらい

主に「自宅で行う事への環境問題」「面接における意思疎通の難しさ」の2つに分類されそうです。

デメリットの中で注目すべきポイント

私がこれらのデメリットの中でも一番ポイントだと思うのは、「会社の雰囲気がわかりづらい」や「表情や熱意が伝わりづらい」という意見に代表される、「面接における意思疎通の難しさ」というデメリットに注目します。

やはり、オンライン面接において多くの方が苦戦するのが意思疎通の難しさなのですが、多くの方が苦戦しているという事はそこで差を付けるチャンスだとも言えます。

私が普段採用面接をしていて感じる対面とオンラインの一番の違いは、「コミュニケーション量」だと感じています。

オンライン面接では、良くも悪くも無駄なコミュニケーションは少なく、会話が最小限になりがちです。

その為、面接の雰囲気が作りづらいのです。

「リラックスして話す事ができず、全く本領を発揮できなかった。」という方も少なくありません。

対策として、オンライン面接では、自ら積極的に本音を切り出していく事をおすすめします。

感情を込めてストレートに話をする事で、自分の事も伝わりやすくなりますし、相手も本音を出してくれやすくなりますよ。

質問について

質問については、「オンラインの方が聞きやすい」という意見と「オンラインの方が聞きづらい」の両方の意見に分かれたのは面白いですね。

聞きやすいという意見では、「対面よりもプレッシャーが弱いので遠慮なく聞ける」と感じるようです。

聞きづらいという意見では、「相手の感情が読みづらいからどこまで聞いていいかを迷ってしまう」と感じるようです。

この質問という事に関しても、自分の聞きたい事を積極的に本音で聞いていく方が良い結果に繋がりやすいと思いますので、ガンガン気になる事を質問していきましょう。

詳しい逆質問対策はこちらで(別タブで開きます)↓↓↓

最後に

今日はオンライン面接のメリットとデメリットのポイントを解説させて頂きました。

メリットは「時間効率が良く、多くの面接が受けられる事」で、デメリットは「面接における意思疎通の難しさ」です。

このデメリットによって、面接に苦戦をしている方も多い状況です。

その為、メリットを活かして少しでも多くの面接を経験し、上達する事が一番確実な成功への近道ではないでしょうか。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

この記事が、あなたのキャリアにプラスになれば幸いです。

それではまた!

国家資格キャリアコンサルタント 渡邊 和真

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