本日は、万能のボードゲームである「チケット・トゥ・ライド・アメリカ」をご紹介します。
まさに安定感抜群!性別年齢を問わずに皆さんが楽しめるボードゲームの傑作です。
その素朴な面白さを本日は伝えていきたいと思います。
「チケット・トゥ・ライド・アメリカ」ってどんなゲーム?
プレイ人数:2~5名(2名はおすすめしません)
プレイ時間:40~60分
北米を旅して、多くの都市と都市を線路で結ぶゲームです。
レトロなパッケージで平和な設定、「なんだか物足りない印象だな」なんて思ってませんか?
ナメたらあきません!
「カタン」や「カルカソンヌ」と並び称される名作ボードゲームです。
2004年のドイツボードゲーム大賞を受賞しています。
同じく、日本でもボードゲーム大賞を受賞しています。
更に人気が出たゲームの証としてシリーズ作品が多く出ています。
こちらで紹介しているのは舞台がアメリカですが、ヨーロッパ、ドイツ、北欧等の数多くの舞台が用意されています。
ゲームの内容
8色の列車カードを溜める。
↓
貯めた列車カードを使ってマップに線路を引く。
↓
線路を引くごとに勝ち点が溜まり、その勝ち点を一番多く稼いだ人が勝利。
基本はこれだけのゲームです。
それで何がおもろいの?
と思われる方もいらっしゃいますが、マップに置ける線路は早い者勝ち、距離により勝ち点が違う、プレイヤー毎に引く目的地カードで狙う路線が変わる等のルールが上手く作用しており、絶妙なバランスです。
チケットを溜めてコツコツ自分の線路を伸ばしていくのも楽しいです。
狙っていた路線を別プレイヤーに取られて戦略を変えたりするのも面白味の一つです。
マイアミ~ロサンゼルスとかがオススメ。
オススメのポイント
まずはルールが簡単です。
複雑なルールが無いので初めての方も5分程度の説明で理解してくれます。
平和なゲームで高度な心理戦やギスギスするようなせめぎ合いが無いのに楽しめるので、老若男女が楽しめます。
中型以上のボードゲームはプレイ人数最大4名のものが多いのですが、このゲームはプレイ人数5名までと地味に出番が増える要素でもあります。
この1名の違いが結構大きかったりするんですよ。
行き先やマップが実際の都市名になっているので、ゲームをやっていると自然に各都市の大まかな場所を覚える事ができます。
初心者向け攻略法
このゲームの得点方法は3つです。
- 隣り合わせの都市と都市を線路で繋ぐ(都市の距離に応じて得点が変わる)
- 行き先チケットの都市と都市を繋ぐ(繋げればボーナス点だが、ゲーム終了までに繋げなければマイナス点になる)
- 全プレイヤーの中で一番長く線路を繋いだらボーナス10点
基本戦略
基本は都市と都市を繋いで得点を稼ぎますが、距離が遠い方が得点効率が良いので6マスの路線を最初に抑えにいく事が多いです。
かつ、自分の行き先チケットに絡む都市なら最優先で取りに行きます。
序盤で上記の内容が抑えられそうなら行き先チケット3枚達成の最長ルート位で勝てるイメージを持って繋いでいきます。
少し中級者から上級者向けかもしれませんが、行き先チケットを沢山引く戦略もアリです。
繋げられず失点をする事もありますが、すでに繋いだルートのチケットが出て引いただけで得点する事もあります。
最初に引く3枚の行き先チケットに恵まれない場合も積極的にカードを引くのがオススメです。
この場合は5~6枚の行き先チケットボーナスを目指しましょう。
最初から持っているなら6マスを押さえつつ、行き先チケットを繋ぐ王道プレイで勝てますよ。
列車カードの集め方
列車カードの集め方は注意です。
初心者は、気に入った色のカードが無いとどの色の列車にもなるレインボーカードを場から取りがちですが、私は損だと思います。
手札の量が戦闘力のゲームなので、わざわざ手札を少なくする必要はありません。
序盤は特に必要なさそうな色でも、同じ色の列車カードを揃えていく事に注力する方が臨機応変に対応できると思います。
ゲーム後半なら必要に応じてレインボーカードを取りに行くのもアリだと思います。
邪魔は損
そして最後に他のプレイヤーの邪魔は損だと思います。
相手の狙いがわかれば邪魔をしたくなるものですが、このゲームは一手の手番が非常に重要です。
自分の狙っている路線なら問題ありませんが、関係ない場所で他のプレイヤーの邪魔をしていると自分も勝てなくなりますよ。
まとめ
本日は、万能のボードゲームである「チケット・トゥ・ライド・アメリカ」をご紹介しました。
プレイ人数:2~5名(2名はおすすめしません)
プレイ時間:40~60分
多くの都市と都市を線路で結び、得点を稼ぐゲームです。
ルールが簡単で平和なゲーム。
プレイヤーを選ばないので安定感は抜群です。
初心者も今までやった方は100%面白いと言ってくれたので最強の万人受けするゲームだと思います。
まだ未プレイの方は是非ともやってみて下さいね。
それではまた!