こちらの記事に興味を持って頂きありがとうございます。
キャリアコンサルタントの渡邊です。
今日は、「面接がなかなか上手くいかない人」や「自分のキャリアの選び方に迷いがある人」に向けた内容を書きたいと思います。
面接が上手くいかない人は、何故上手くいかないのか?
自分のキャリアを上手に選べないのは何故か?
悩んでいる方も多いと思いますので、答えを探していきたいと思います。
キャリアは恋愛と似ている
唐突ですが、キャリアと恋愛って似てますよね?
注意点やプロセスに共通項が多い様な気がします。
就活=婚活
合同企業説明会=合コン
面接=デート
エントリーシート=ラブレター
就職活動や転職活動が初めてなので、どうしていいかわからないとか、コツが知りたいなども、恋愛のプロセスが活用できそうです。
例えば、エントリーシートをどうやって書けばいいの?
答えは1つじゃありません。
ラブレターでも、「好きだ」という思いを一途に伝える内容が心に届く人もいれば、まずは軽いノリから誘いが欲しい人もいるはずです。
じゃあ、どうしましょう?
相手の事を探りましょう。
共通の友人に相手の性格などを聞き、その人が喜んでくれそうなラブレターを書く事で成功率が上がる訳です。
就活なら「企業研究」や「OB訪問」で相手の事を探る訳です。
そして、相手の企業に合わせたエントリーシートを作るのが理想的なやり方だという事がわかります。
この様に、キャリアについて考える時に恋愛に置き換えて考えるとわかりやすいものです。
では、面接が上手くいかない人や、キャリアの選び方がわからない方は、何が足りないのでしょうか?
答えは「経験」です。
たくさんフラれれば人は強くなる
世の中の恋愛コンサルタントをされている方に何度か話を伺った事があるのですが、口を揃えて「経験が重要」だと答えられます。
100発100中なんて無くて、たくさんフラれて、たくさんお付き合いをして学んできたという方ばかりでした。
フラれる経験をすれば、慣れて落ち込む事が無くなりますし、その度に教訓を得る事ができます。
つまり、面接が上手くいかないなら、たくさんエントリーしてたくさん落ちれば良いのです。
受かっても気に入らなければ辞退すればいいのですから、どんどんエントリーしてしまいましょう。
家で求人サイトを探しても、白馬の王子様は現れてくれませんよ!
他にもキャリアと恋愛の共通項から学ぶ事
先述の通り、キャリアと恋愛の共通項はたくさんありますから、面接対策やキャリアデザインにおいて恋愛から学べる事はたくさんあります。
ですが、いきなり想いを伝えすぎると、逆効果になる事があるのは恋愛も同じでしょう。
「まだ何も知らないクセに、、、」なんて事にもなりかねません。
会社の情報を聞きながら、徐々に気持ちを伝えていくのが良いと思いますよ。
もちろん、全てがわかるわけではありませんが、面接だけよりは余程理解が深まると思います。
採用する企業も不安なものです。喜んで提案を受け入れてくれる企業もあると思います。
アルバイトや契約社員として一定期間仕事をさせてもらうとかでもいいでしょう。
結婚前に、「一度、同棲してみてお互いの相性を確認しましょう。」とパートナーに言われて、「ちゃんとしている人だな。」と思う人がいる様に、企業も評価してくれる場合もあります。
ただし、相手もそれをわからずに良い恰好をしてしまう可能性があるという事です。
いかに結婚後のイメージを共有して、重要な情報を集めておくかが重要な様に、面接で自分に必要な情報を聞けるような「逆質問」を用意しておきましょう。
更に、恋は盲目と言われる様に、序盤の面接で良いイメージを持ってしまうと、その後のネガティブが気にならないように感じてしまいがちなので注意が必要です。
この様に、恋愛に置き換えてみると考えやすいかもしれませんよ。
最後に
今日は、キャリアを恋愛に置き換えて考える手法をお伝えしました。
見て頂いた通り、キャリアと恋愛は非常によく似ていました。
一番のポイントは、キャリアも恋愛もたくさんフラれて強くなる事だと思います。
「恋愛も得意じゃないんですけど、、、」と言う方は、是非、キャリアも恋愛もたくさんフラれてみて下さいね。
最後に、就活も婚活も完璧なパートナーは存在しません。
白馬の王子様を夢見ているといつまでも人生のパートナーと出会う事はできません。
勢いや妥協も必要だという事も覚えておいて下さいね。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
この記事が、あなたのキャリアにプラスになれば幸いです。
それではまた!
国家資格キャリアコンサルタント 渡邊 和真